バナーの目的とメリットを解説

  • バナーという言葉は聞くけれど、バナーとは何?
  • バナーを使ってみたいけれど、どのようなメリットがあるの?
  • ホームページに設置するためにバナーを作ってみたいが、何からすればよい?

そんなふうにお思いの、Web担当者になってしまった会社員の皆さまや、経営者の皆さまは多いのではないでしょうか。

そんな皆さまに、今回は、バナーの目的とメリット、バナーを作成する手順を解説します。

バナーの目的とメリット

ここでは、バナーの目的とメリットについて解説するにあたり、以下の5点について説明します。

  • バナーとは
  • 広告用バナーとサイトバナー
  • バナーを設置する目的
  • バナーのメリットとデメリット
  • 企業ホームページにバナーを設置する理由

バナーとは

バナーは、直訳すると「旗」「横断幕」「のぼり」。
街中を歩いていると見かける、不動産屋の前で「きっと見つかるいい住まい」などと書かれてひらひらしているアレです。

インターネット上のバナーは、他のホームページやWebページを紹介する役割をもつ画像のことを指します。

直訳の意味通り、インターネット上で「旗」「横断幕」「のぼり」のような役割を果たす画像のことです。

バナーは基本的にリンクされています。

【参考】
リンクの意味とSEOとの関係

広告用バナーとサイトバナー

バナーには大きくわけて以下の2つの種類があります。

  • サイトバナー
  • 広告用バナー

サイトバナーは同じホームページ内、同じサイト内の他のページに移動する際に便利なバナーです。

広告用バナーは、Webページ内の広告枠やサイドバーなどに掲載して、他社の商品や他社を宣伝するためのバナーです。

典型的な広告用バナーとして、Amazonのバナーを見かけたことがある皆さまも多いのではないでしょうか。

バナーを設置する目的

バナーの目的は、訪問者にクリックしてもらうことで、移動してもらいたいWebページに誘導することです。

バナーはインターネット上で「旗」「横断幕」「のぼり」のような役割を果たしています。
訪問者にバナーに気づいてもらえれば、リンク先のWebページや特集記事などに気づいてもらいやすくなります。

自社をよく知らない訪問者に「このホームページにはこんな情報があるんだな」「こんな商品があるのか」と興味を持ってもらうにはどうしたらよいか。

もちろん、文字リンクでも同じような情報を伝えることは可能です。
しかし、画像を使用することで、訪問者に視覚的な印象を与えることができます。

バナーの目的を達成するためには、訪問者の目に留まりやすいバナーを作成しましょう。

【参考】
「自社を知らない訪問者」に伝わるホームページとは

バナーのメリットとデメリット

バナーを設置するメリットは、画面の印象に変化を与えられること。
バナーに、さまざまなフォントや写真・イラストなどの画像、多様な配色を施すことで、華やかな雰囲気を演出することができます。

訪問者にそのような視覚的な印象を与えることで、訪問者の記憶に残りやすくなります。

バナーを上手に活用することで、バナーはより気づいてもらいやすくなり、結果的に、誘導したいWebページに訪問者を誘い込むことができるのです。

一方デメリットとしては、バナーをたくさん設置するとホームページの表示スピードが遅くなり、訪問者に不利益をもたらす……という点が挙げられます。

バナーは画像データで作成されるため、データ量は大きめです。
画像データだらけのWebページはページを開くだけでも時間がかかり、それだけで訪問者にストレスがかかります。

また、バナーだらけのWebページは、アフィリエイトサイトではないかと訪問者に警戒される可能性も高くなります。
アフィリエイトサイトは一般的に、インターネットユーザーから嫌われやすいので要注意です。

企業ホームページにバナーを設置する理由

お問い合わせフォームからのご相談はこちら!お問い合わせフォーム。お気軽にご相談ください。

わかりやすいところに、見栄えの良いバナーが設置されていたら、訪問者は、何らかのアクションを起こしやすくなります。

例えば、

  • お問い合わせ
  • 資料請求
  • 採用応募
  • 無料ダウンロード

などのページにリンクを貼ったバナーを設置しておけば、商談や採用応募といった「最終的な成果」につながりやすくなります。
その結果、売上アップや人材確保につながる可能性が高まります。

そもそも企業のホームページの目的は、自社や自社の商品・サービスを知ってもらい、売上アップや良い人材を確保することにあるはずです。

【参考】
中小事業者・中小企業がホームページを持つべき理由

バナーを効果的に活用することで、企業のホームページの目的を達成しやすくなることでしょう。

なお、ホームページを運営する上でゴールとなる「最終的な成果」のことは、コンバージョンと呼ばれています。

バナーを作成するには

これまで、バナーの目的とメリットについて解説してきました。
ここからはバナーの作成方法について、以下の5点について解説します。

  • 誰をターゲットにしたバナーなのかを決める
  • 告知したい内容やイメージを固める
  • ターゲットに刺さるコピーを考える
  • 使用する画像やアイコンを決める
  • デザインを検討する

誰をターゲットにしたバナーなのかを決める

まずは、バナーを作成する目的を明確にする必要があります。

ターゲットはだれなのか。
どんなペルソナなのか。
年齢は? 性別は? 職業は? どんな課題を抱えている?

こういった作業は、ホームページ制作の際も行います。

【参考】
初めてのホームページ制作でまずやるべきこと

どんな人物をターゲットにし、そのターゲットが抱えている課題は何なのか。
そのターゲットは何を求めていて、何をどう伝えていくのか。

それらをしっかりと考えたうえで、バナー作成に取り掛かることをおすすめします。

告知したい内容やイメージを固める

ターゲットを絞り込んだら、次に、バナー内にどのような内容を入れるのかを考えていきましょう。

自社が告知したい内容をシンプルにわかりやすく伝えることが、一番大事です。
具体的な数字や金額、日時も説得力を持つでしょう。

バナーという限られたスペースの中で、訪問者に気づいてもらうために何を伝えるのかを考えましょう。

ターゲットに刺さるコピーを考える

コピーは「伝える」ことが目的ではありますが、もう一歩踏み込んで「訪問者にアクションを起こさせる」コピーを目指してみてはいかがでしょうか。

一般的にコピーは、

  • 短く、簡潔明瞭で、
  • 誰でもひと目で理解ができて
  • コピーの内容と実態が一致していて
  • ターゲットに刺さる

コピーが、良いコピーといわれています。

また、訪問者に驚きや発見を与えたり、訪問者の感情を揺さぶるテクニックもコピーに盛り込めたら、効果的なバナーに仕上がるでしょう。

使用する画像やアイコンを決める

バナーの内容やコピーが決まったら、内容にあった画像を探しましょう。

自前で写真やイラストを準備するのはもちろん、フリー素材サイトなどからダウンロードして使用するのもよい方法です。

著作権・肖像権の侵害にならない画像を探し、イメージに合う画像を選びましょう。

デザインを検討する

バナーに掲載する内容やコピー、画像を決めたら、デザインを検討しましょう。

具体的には、

  • どんな配色で目立たせるか
  • レイアウトをどのようにして見やすくするか
  • どんなフォントを使ってイメージに近づけるか

などを考え、コピーや画像を組み合わせてバナーを作成していきましょう。

試作したバナーを実際にホームページに掲載してみて、周囲の雰囲気と合うかどうかも確認してください。

訪問者がクリックしてみたくなるバナーを作成しましょう。

……と、簡単に書きましたが、バナーは画像です。

たとえば

など画像を編集できるソフトが必要になります。
画像編集ソフトは使いこなすのが難しいうえに有料で、使うには荷が重いという場合もあると思います。

そんな時は

といった無料ソフトを使って、作成してみるとよいかもしれません。

また、訪問者の目を引く、見栄えのよい効果的なバナーを作るために、プロのデザイナーやホームページ制作会社に制作を依頼するというのも、一つの方法です。

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